地下室作法・・・ 「地下室がつくれますか?」という素朴なご相談から


延床面積35坪、地下11坪(22畳)の地下室付2階建住宅を新築した例。ご自宅の庭に余裕があれば地下室を新築または増築することができます。ただし、いくつかの条件がありますので詳細はお尋ねください。
この案件は道路から左手駐車場のさらに奥のご自宅の南側の庭(画像左の松の木の手前)に地下室付木造2階建を建築した例です。このようなことも実際に可能です。いろいろな条件によって設計戦略(処方)や工事戦略(施術法)が異なりますので、詳細につきましてはお気軽にご相談ください。


以下の手順で地下室付の建物づくりが進みます。(医療の現場の対応と似ています)

■  1. 地下室の要求用途・広さ・性能を把握いたします。(問診)
■  2. 敷地が地下室に適した土地かどうか判断いたします。(初診・診断)
■  3. 建築予定地を計測いたします。(計測・測定)
■  4. 接する道路を計測いたします。(計測・測定)
■  5. 敷地周辺環境を計測いたします。(計測・測定)
■  6. 地盤状況、地質状況を計測いたします。(計測・測定)
■  7. 地下室の構造的解法を概略検討いたします。(処方検討)
■  8. 地下室の工法を概略検討いたします。(施術法検討)
■  9. 全体建物のイメージをスケッチ化いたします。(具体的処方・企画)
■ 10. 地下室と地上建物の概算工事予算を策定いたします。(予算開示)
■ 11. 具体的なプランとして計画案をご提示いたします。(処方箋作成)

※ こうした多くの手順を踏んで初めて企画提案が生まれます。
「へェーー!こんな地下室ができるんだ!」という驚きこそまさに実行のチャンスです。


概ねここまでの事前調査(問診・診断・計測・測定・処方検討・施術法検討)で戦略は決まります。
これら以降はお客様との二人三脚で具体的なデザイン(処方)へと入っていきます。

■ 13. 設計監理契約をいたします。
■ 14. 計画から再確認し、基礎調査の補完、基本設計へと進みます。
■ 15. 細部にわたる打合せをお客様と詰めながら実施設計が完了いたします。
■ 16. 確認申請がスタートし、確認機関の審査を経て確認を取得いたします。
■ 17. 16.と平行して専門工事会社の選定し、工事見積りを整え、工事契約を締結いたします。
■ 18. 地鎮祭を催行し、工事着工となります。
■ 19. 工事期間中に細部の設計監理や工事管理を実施し、品質の向上に努めます。
■ 20. 都度、検査・チェックを実施いたします。(登記関連手続きを開始いたします)
■ 21. 完成前にお客様とともにお引渡しのための検査・チェックを行います。
■ 22. お引渡しとなります。(最終融資が実行されます)
■ 23. ご入居いただきます。(ご入居後の設備運用方法のご案内をいたします)
■ 24. ご入居後の定期点検を実施します。

これらは一般的な手順ですが、場合によっては多少順番が異なることもあります。詳細はお尋ねください。




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