FAQ.よくある相談・・・ 地下室・地下車庫・堀車庫・急斜面・がけ・擁壁・
        人工地盤・屋上緑化などに関する質問と回答集


[Q1]


地下室付住宅、地下車庫付住宅、擁壁付住宅をヴァンクラフトで作れますか?

[A1]


可能です。
まずはご予算も含めたお客様の抱える問題を解決するため机上検討しなければなりません。次に当社がお客様と共に作成検討した記録(設計図面)に基づき当社がお客様に代わって工事会社数社に相見積りを取ってこれを比較検討し、結果をご報告します。お客様は当社からのアドバイスを基に工事費と施工技術を考慮して工事会社を決定し工事契約をし工事がスタートします。ただし、当社は専業の建築設計事務所で工事会社ではありませんから工事を直接請け負うことはできません。あくまでもお客様の建築専門のパートナーです。お客様が雇う弁護士や税理士と似ています。

[Q2]


地下部分をヴァンクラフトが設計し、地上部分をハウスメーカー(指定工事会社)に頼むことはできますか?

[A2]


条件付で可能です。
この場合、当社が地下室と地上建物の上下一体建物の設計監理を行うことが前提となります。ただし、この場合の工事はハウスメーカー(指定工事会社)が地上・地下ともに一体で工事を行うこととなります。
つまり、2007年6月20日の建築基準法改正に伴いまして設計責任の明確化が謳われところとなりました。この関係でRC造地下室と木造またはS造の地上建物は一体の設計者で設計される必要があります。地下室を当社の設計、地上建物をハウスメーカーの設計と分離することは設計責任の不在・曖昧性の観点からも好ましくありません。また、ハウスメーカーは設計データ提供に否定的なところが多く実現できておりません。今後は設計責任と監理責任の明確化はさらに重要になると思われます。

補足) 当社が設計する地下室は自由な設計かつ、地上建物の耐震要素を完全に負担する強靭な大型基礎です。ハウスメーカー(指定工事会社)の住宅基礎の下に『既製品的・部品的な地下室』として付属する地下室とは大きく異なります。
当社では「『地下室』」と『地上建物』とは頑強な上下一体となる構造設計(耐震設計)であるべき」と考えますので、両者を分けて考えることはいたしておりません。(設計責任は分担できないと考えます。)

[Q3]


遠隔地ですが、地下付の住宅や建物を依頼することは可能でしょうか?

[A3]


可能です。
地上建物と地下室の設計および監理を当社が行うことは可能ですし、全体設計を当社が行い全国各地域の提携設計事務所<VAN>に工事監理をお願いして当社が工事監修を行うケースや、全国各地域の提携設計事務所が主体となって設計および監理を行い全体監修を当社が行う場合など様々です。このあたりは設計責任や監理責任の問題がありますので、ケースバイケースで都度お客様とご相談しながら進めております。(なお、全国各地に当社独自の建築設計ネットワーク<VAN>を構築しており、すでに大阪、広島、北海道などで展開中です)
* VAN :Vankraft Architect Networks

[Q4]


a・現在建っている住まい(建物)の下に地下室は作れるのでしょうか?
b・現在建っている住まい(建物)の地下室(既存地下室)を増築(増床)することはできますか?
c・現在建っている住まい(建物)の地下室(既存地下室)を改修することはできますか?

[A4]


a、b、cともマンション規模なら可能な場合があります。また、cは小規模からでも既築の地下室改修は可能な場合が多いです。
ケースバイケースなのでご相談ください。まずは無料事前相談をご利用ください。一般的にはマンション規模の大きさならば可能な場合がありますが住宅のような小規模のものは費用対効果が悪く経済的事情で不可能という判断となる場合が多いです。また、居住しながらの工事も不可能な場合が多いです。なお、敷地視察は東京都周辺でも視察費用がかかります。

[Q5]


・新築する住宅の地下室にトイレや浴室やキッチンを設けたいのですが可能でしょうか?
・既存の地下室にキッチン・トイレ・浴室などの水まわりを新設することはできますか?

[A5]


可能な場合もあれば不可能な場合もあります。
ケースバイケースなのでご相談ください。まずは無料事前相談をご利用ください。

[Q6]


・漏水が心配なのですが問題ありませんか?
・水中に地下室を築造することは可能ですか?
・結露が心配なのですが問題ありませんか?

[A6]


ご心配は無用です。
ひび割れやクラックから漏水をするという考え方には異論があります。そもそも、ひび割れやクラックが生じるよりもっと以前の問題を直視せよと申し上げたいです。つまり、初歩的部分でコンクリート技術が低レベルなのではないかと申し上げたいです。現場のモチベーションの差ともいえますが、「漏水するようなコンクリートは絶対に打たない」という技術と、「漏水するのだから防水を考えよう」という技術の差が漏水の心配を生んでいるのです。安直に「漏水」、「防水」と受け入れてはいけません。
「ジャンカ」や「豆板」というコンクリートの充填不足をあって当たり前のように平然と許容している工事会社がいうこの「漏水の心配」は単にリスクの上乗せ、工事費の上乗せ、儲けの上乗せとなっているです。
水中に地下室を築造することは可能です。
水中での地下室工事は常時排水を行いながらの工事となる関係でどうしてもこれら工事に費用計上が生じますので割高となってしまいます。
結露の心配も要りません。
これは室内に存する水蒸気量によって決まります。が、地上建物に生じる空気環境(水蒸気量)と地下室の空気環境は等しく変わりません。よって、地上空間が多湿であれば地下空間も多湿になるので注意を要します。ただし、常にジメジメしているという既成概念は間違っていますので申し添えます。コンクリートは自然素材で組成されますが、コンクリートの性質として、『コンクリート表面は自然呼吸している』という特徴を持ちます。この『自然呼吸作用』に視点を当て、これを応用した究極の商品が例のINAX『エコカラット』なのです。吸湿・保湿と放湿・散湿を繰り返していますので人体には優しいのです。ですから、このコンクリート表面を閉じてしまうことはコンクリートの持ち味を活かせないこととなるのです。コンクリート打ち放しの美しさは陶芸のような芸術的自然美といえます。

[Q7]


・地下室に断熱は必要でしょうか?
・地下室は防音が必要でしょうか?

[A7]


断熱工事は特殊な場合を除き不要と考えます。
ケースバイケースなのですが『土』の断熱性能は屋上緑化でも実証されており、遮熱・断熱効果が高いことはいうまでもありません。是非にというご希望でしたら断熱材を入れることも可能です。いずれも実績はございます。
防音工事は特殊な場合を除き不要と考えます。
打撃振動のような低周波を除けば『土』に防音・遮音効用があります。このあたりは発生音源の種類などによって異なりますのでご相談ください。いずれも実績はございます。

・・・ その他のご質問につきましても個別にお応えいたしております。
詳しくは無料の事前相談をご利用ください。

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